2030 年に向けて
私たちの周りは
どうなっているか?

MainVisual

TOiNX を取り巻く環境は
どのように変化していくのか?

MACRO IMAGE

マクロ環境分析から

東北の人口は減少し、それに伴い、様々な社会課題が顕在化し始めています。
このような中にこそ、IT 企業である TOiNX には、数多くのビジネスチャンスが考えられます。

まず、スマートな社会の進展です。
たとえば、スマートシティ化や働き方改革など、IT がその威力を発揮します。

東北 6 県の人口
11.8
861万人
2020

※出典:国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2018 年 3 月推計)』

日本の主な
スマートシティ先進事例

次に、ウイズコロナ時代の到来です。
“非接触・非対面”が前提となり、DX が一気に進展する契機となっています。

新型コロナウィルスによる
自社 IT 投資への影響
増やす
8
やや増やす
33
0
IT投資拡大意向

※出典:株式会社 MM 総研
『ポストコロナのIT投資 41% が拡大意向』(2020年6月1日)より加工

レガシーシステムは
DX の足かせか?
強く感じる
17.2
ある程度感じる
50.0
レガシーシステムは
DX の足かせ
0

※出典:経済産業省『DX レポート』
(2018 年 9 月 7 日)より加工

ミクロ環境分析から

MICRO IMAGE

TOiNX を取り巻くミクロ環境は、東北電力グループと IT 業界、この 2 側面から考えなければなりません。

まず東北電力グループですが、電力供給事業の構造改革、およびスマート社会実現事業の成長に向けて、TOiNX にはレガシーシステムの刷新や、新たなサービスの提案・実現という大きな役割が期待されています。

移行から 20 年以上経過した東北電力業務システムの割合
(2019 年 8 月時点 コード行:KL ベース)
発電
0
送配電
0
小売
0

特に、送配電システムは、移行から 20 年以上経過したシステムが多く残っている。

一方、IT 業界に目を向けると、“依頼を受けてシステムを構築する”という従来型 SIer のビジネスモデルは崩壊し始めています。
TOiNX は、ビジネスのあり方を根本的に見直す必要に迫られています。

従来型 SIer ビジネスモデルの崩壊
従来型の
ビジネスモデル
依頼されて制作する
工数商売
スクラッチ開発
  • クラウドの本格的普及
  • 事業戦略におけるITの比重の高まり
  • IT人材流動性の加速
進展する
ビジネスモデル
共に創造・制作する
サービスのメニュー化
パッケージ利用

出典1:情報サービス産業協会(JISA)『新たなビジネスモデルの創造に向けた改革への取組~サービスビジネスへの挑戦事例~』
出典2:株式会社CAC Holdings 2020年1月17日『未来を明るくするために~新年念頭にあたり~』

“Innovation or Die” という言葉に表される通り、企業の発展・成長にはイノベーションが不可欠、と考えられるようになりました。

そのような流れの中で、IT 調査会社ガートナーが提唱した「バイモーダル IT」という考え方に注目が集まり、実際に様々な企業の経営戦略に織り込まれています。

「バイモーダル IT」とは、既存のものを深化させる活動、未知なるものを探索する活動、という異なる 2 つの「モード」をひとつの会社の中にもち、両輪として活かしていく IT 戦略です。

TOiNX としても、二刀流(バイモーダル)で戦う組織をつくるため、それぞれに応じたルールや行動指針を整備し、かつ個人や組織の評価方法も変えていく必要があります。

ガートナーが提唱する バイモーダル IT

イノベーションの実現に向けては
ひとつの会社が 2 つの異なるモードを、
同時にもつ必要がある

Mode-1
Illust Image
⇔ Mode-2
Illust Image
Predictability
予見可能であり
熟知しているものに
対応する活動
⇔ Uncertainty
不確実性に対して
仮説をもって
対応する活動
Exploitation
既存のものを
深化させる活動
⇔ Exploration
未知なるものを
探索する活動
Renovation
既にあるものを
もっとよくする活動
⇔ Innovation
何もないところから
創り出す活動